人間関係が円滑な人が必ずもっているスキル
こんにちは、らんです!
「人間関係を上手くやりたいのに、いつも思うようにいかないなぁ」「人と話した後、どっと疲れる…」といった人間関係の悩みを抱えた人って多いですよね。
では、いつも人間関係が円滑な人との違いって何でしょうか?
それは、人間関係が円滑な人は「聞き上手」なのです!
聞き上手な人は、好かれやすい傾向にあります。なぜかというと、ほとんどの人は話を聞くより話している方が好きなのです。
自分の話をすることによってカタルシス効果が得られることが様々な研究でわかっています。(※カタルシス効果=不満や怒り、悲しみなどのネガティブ感情を口に出すことで、気持ちが和らぎ安心感が得られる現象)
また、ネガティブな感情だけでなく、自分の話をしている時に人の脳は快楽レベルが上がります。
自分の話をすることによって快楽・安心感が得られるので、カタルシスを与えてくれる人(=自分の話を聞いてくれる人)がみんな大好きなのです!
よって聞き上手な人は、好かれやすいのです。この記事を読んで、聞き上手になれば人間関係に悩むことが劇的に減るでしょう!
それでは、聞き上手な人がやっている事のうち、誰でも簡単にできる5つを紹介します。
①聞く:話すの割合は7:3
②人を褒める
③笑顔のうなずき
④会話に質問を取り入れる
⑤悪口にのらない
一つずつ説明していきます。
①聞く:話すの割合は7:3
【聞く:話す=7:3】の割合がベスト!
仮に割合が【10:0】だったとします。
これは全然聞き上手とは言えません。話をひたすら聞くだけで自分の話を一切しない人は、「何を考えてるかわからない人」と思われてしまいます。そんな人に話をしようと思いませんよね。
次に【1:9】ではどうでしょう?
自分の話ばかりで、相手に話す時間を与えないでいると「他人に興味がない人」と思われがちです。先程と同様に、話をしようと思いません。
【7:3】がベストなのです。
人に話を聞いてもらうことで最初に説明した通り、
・気持ちが楽になる
・孤独感から抜け出せる
・自分の考えが整理できる
など良いことづくし!みんな自分の話を”聞いてくれる人“を求めます。「この人、私の話を真剣に聞いてくれる!」と思われることで、好感や信頼が生まれていきます。
ここでポイントになるのが真剣に聞いてくれてる!と思ってもらうことです。いくら話をきいても「・・・適当に聞いてる」と思われたら意味がありません。なので3割は自分の感情を話したり、質問したりして言葉のキャッチボールをする必要があるのです。
例えば・・・
相手 「昨日嫌なことがあってさぁ。」
あなた「うん、うん」
「上司に理不尽に怒られたんだよね」
「そうなんだぁ」
「そうなの!すごくむかついた」
「うん、うん」
これでは、相手のモヤモヤは解消されません。
「昨日嫌なことがあってさぁ」
「どうしたの?」
「上司に理不尽に怒られたんだよね」
「そうなの?理不尽に怒られるのって嫌だよね」
「そうなの!!すごくむかついた」
「うん、うん」
このように、相槌だけでなく自分の言葉も伝えながら会話をすることで、相手は「私の話を真剣に聞いてくれた」と感じてくれるでしょう。
まとめると、基本的に聞く姿勢をもち、時々自分の意見や感情、質問などを織り交ぜて会話をしていくのが良いでしょう。
②人を褒める
人に褒められるのが嫌いな人っていませんよね。
ブルース・ドブキン教授の研究で、脳卒中の患者179名に歩くリハビリをした際、褒められた集団は褒められていない集団に比べて、歩くスピードが大幅に早くなったとのことです。
その差は1.8倍!!薬やリハビリ器具でもこれ程の差は出なかったそうです。
このように、褒められることは人にとって特別な力をもっています。
また、褒められると脳が「気持ちいい」と感じ、ドーパミンが出ます。(※ドーパミン=快の感情/意欲をもたらす幸せホルモン)
よって 褒めてくれる人=自分に快楽を与えてくれる人 となり、好感をもつようになります。
誉め言葉の「さしすせそ」を紹介します。
「さ」・・・さすがですね/最高ですね
「し」・・・知らなかったです!
「す」・・・すごい/素敵ですね
「せ」・・・センスがありますね
「そ」・・・その通りですね!
などなど、誉め言葉って無限にありますよね。積極的に会話に取り入れることで、相手は気分よく、元気になるでしょう。
③笑顔で頷く
初対面でも笑顔の人って、好印象だったり、何となく安心感があったりしますよね。
優しそう、受け入れてくれそう
話しかけづらい、否定されそう
話を聞いている時、ただ頷くより笑顔で頷くことであなたの聞き上手レベルは格段に上がります!
相手は、”楽しんで聞いてくれてる”と思ったり、”興味をもってくれている”と感じれるからです。そうすることで、「またこの人に話がしたいな」と思うはずです。ぜひ笑顔で頷きながら話を聞いてみてください!
※ネガティブや深刻な内容にはもちろんNGです。
④質問を取り入れる
聞き上手な人と話すと、会話が弾むことが多いですよね。会話を弾ませるのに重要なのが、質問です。
質問には
クローズド・クエスチョン➡Yes/NoやA/B/Cなど選択を答える質問
オープン・クエスチョン➡「どう思ってる?」など答える範囲の広い質問
があります。
会話を弾ませるならオープン・クエスチョンを多めにすることで話の幅が広がりやすいでしょう。
例えば・・・
「昨日映画見に行ったんだ」
「そうなんだね、何の映画を見たの?」
「〇〇だよ」
「へ~。どんな話なの?」
「えっとね、~~~~~」
このように相手が話せるように質問を投げかけることで、会話が広がっていきます。質問を上手に取り入れながら、会話をどんどん弾ませてみましょう!
⑤悪口にのらない
話をする人の中には、人への不満や悪口ばっかり言う人っていますよね。
そんな人をあなたはどう思いますか?「私のことも陰で言っているんじゃないの?」「この人と関わると疲れるなぁ」と感じるのではないでしょうか?
悪口を言う人は、信頼されにくい傾向にあります。
悪口を言う人に対して、あなたがその人と一緒になって悪口に共感してしまうと、その場、その人は良い気分になるかもしれませんが、陰口はどこかから伝わるものです。
「あの人もこう言っていたらしいよ」と広まった時に、あなたもその人同様に”信頼できない人”と思われるでしょう。
悪口ばかりいう人の話は、「そうなんですね」「そんな事があったなんて知らなかったです」「大変だったんですね」程度で留めておきましょう。
~まとめ~
おさらいです。
①聞く:話すの割合は7:3
②人を褒める
③笑顔のうなずき
④会話に質問を取り入れる
⑤悪口にのらない
どれも案外簡単・単純な事ばかりですよね。
スキルを身に着けてあなたが聞き上手になれば、周囲から好かれやすい人となり、
人間関係が劇的に良くなるでしょう。
ぜひ実践してみてくださいね。