『他人は変えられない』この言葉の本質を知ることで人生が変わる!
- こんにちは、らんです!
皆さん一度は「他人は変えられない、自分が変わるべきだ」といった言葉を耳にしたことがあるかと思います。
しかし、この言葉の意味を深く考えたことのある人はその中でも一部の方だと思います。
今までこの言葉の意味を深く考えたことのない人でも、『他人は変えられない』という言葉を深く理解することで驚くほど自分の人生が変わるでしょう。
私自身、この言葉の意味を突き詰めて理解していったところ、今までの生活とガラリと変わりました。
具体的にいうと
・ストレスやイライラすることがグっと減った
・自分の気持ちを正直に言えるようになった
・八方美人がなくなった
↓こうなったことで
・人間関係が良好になった
・自分に自信がついた
このように他人は変えられないことを理解するだけで、少しずつ生活が変わり、他人の事で悩む時間が格段に減り、笑顔で過ごせる時間が増えたのです。
あなたがこの記事を読み終わり、『他人は変えられない』事に理解を深めることで、読む前にはなかった新しい考え方の引き出しが一つ増えていることでしょう!
ぜひ最後までご覧ください。
それではさっそくいきましょう!
1.私たちは他人と生活している
多くの人が悩みを抱えた際、自分以外の誰かが関係していることが多いです。
「好きな人ができたのに、その人は別の誰かが好きみたい・・・」
「職場の上司に仕事が遅いと言われた」
「私のすることにケチをつけたり嫌味を言ってくる友達にうんざりだ・・・」といったように。
悩みを抱える中で誰かが関係してくるのは当たり前のことなのです。
なぜかというと我々は”自分以外の誰か”つまり他人と生活しているからです。
仕事や学校はもちろん、生活していく上であなたの周りは他人でありふれています。
2.自分と同じ人間は絶対にいない
「他人は変えられない」について深堀りしていく上で大事なことです。
当たり前のことですが重要です。
生活する上で他人にありふれていることは上記で説明した通りですが、その他人に、あなたと全く同じ感じ方をしたり、好き嫌いが同じ人間は存在するでしょうか?
答えはもちろんNoです。
全てが同じ人間は存在しません。
例えば、
・性格
・良いと思うもの/嫌だと感じること
・許せる事/許せない事
・どんな家で育ったか
・現在の状況
全てが違います。
つまり、人によって価値観はバラバラなのです。
3.人の価値観を変えることは出来ない=他人は変えられない
さぁ、人によって価値観が違うことを理解したら本題です。
そもそも、価値観はどのように形成されるのでしょうか?
一般的に考えらえるのは、
・家庭環境/親から継承される
・組織や共同体に属することによって継承される
・個人的な体験をきっかけに形成される 等があります。
他にも価値観は様々な要素が積み重なって形成されていくものでしょう。しかし、全ての要素に共通することがあります。
それはいずれも過去の出来事であることです。
過去を変えられる人は存在しません。過去の出来事から培われた他人の価値観を、あなたが変えることは容易ではありません。あなたとの今後の関わりで相手の価値観が変わっていく可能性は十分にありますが、その人にも、あなたの知らない人間関係があります。生活する上であなたがその人と関わる割合が少なければ、与える影響も少ないでしょう。
相手が50歳の方なら、その人が生きてきた50年の人生で出来た価値観をあなたが変えることは容易ではないし、変える必要もないですよね。
その人はその人、あなたはあなたです。
4.他人を変えるということは、価値観を押し付けること
生活背景によって人の価値観は違うということがわかりました。
例えば、「結婚って良いよね~」という言葉に
Aさん「わかる!パートナーがいるって心強いし幸せだよね!」
Bさん「そうかな、夫は何もしてくれないし、かえって疲れるだけだよ」
Cさん「結婚しても生活は何も変わらなかったなぁ」
Dさん「私は一人でいるのが好きだし、結婚する気はないんだぁ」
と十人十色の意見があって当然ですよね。
自分の結婚に対する考えを変えることができないように、他人の意見を変えることはできませんよね。何度も言いますが人によって価値観は様々なのです。
しかし、世の中には人にアドバイスと称して自分の価値観を押し付ける人が一定数います。上記の例でいうと、AさんがDさんに「そんなこと言わずに婚活してみたら?結婚したら絶対に幸せって思うから!!」といったように。
Dさんからしたら、一人が好きなのだから、結婚してパートナーと一緒に生活することが幸せとは限りません。
自分では理解できない考えや行動をする人がいたとして、逆にその人からしたら同じようにあなたの考えが理解できないのです。
あなたと他人は全くの別人。
価値観が人それぞれ違うことがわかれば、他人を変えようとは思いません。
押し付けられた価値観をあなたが必ず受け取る必要はないし、「それいいかも!」と思ったら受け取ればよいのです。
~まとめ~
おさらいです。
私たちは他人と生活をしています。その中に自分と同じ人間は絶対にいません。
人の価値観は個人の過去から形成されるので、人の価値観を変えることは出来ない=他人は変えることは出来ません。他人を変えるということは、価値観を押し付けることになってしまいかねません。
自分は自分、他人は他人。
考えが違って当たり前なので、他人を変える必要もないと思えてきませんか?
最後に余談となりますが、私が「他人を変えられない」ということを理解してなぜ生活が一変したかを簡単に説明します。
以前は、攻撃的な態度をとる人をみると、「この人誰にでも攻撃的な言葉ばかり言うけど、どうにかならないかなぁ・・・」と考えていましたが、他人の考えは変えられない、という考えになってからは「攻撃的な言葉がかり言うけど、人には合う合わないがあるから、きっとこの人と私は合わないんだな」と割り切れるようになり、イライラすることが減りました!
さらに、昔なら「本当はイタリアンが食べたいけど、皆和食の気分っぽいな・・・。和食って言っておこうかな」と自分がどう思うかより他人がどう思うかばかり気にしていましたが、他人と自分は好みが違って当たり前、と思うようになってからは「私はイタリアンがいいな」「和食の方が多いから和食にしようか!」と、自分の意見を言うことに戸惑うことがなくなりました。八方美人な自分とおさらばです。
自分の考えが言えるようになってから、自分がどういう人間か周囲に伝わりやすくなりました。
「類は友を呼ぶ」という言葉があるように同じ価値観を抱く人同士では、そうでない人に比べて互いの行動が理解しやすい傾向にあるため、自然と価値観の似ている人が集まってきます。そうすることで似た価値観をもった人達と居心地の良い関係が築けるようになりました。
一度の人生、変えられない他人のことで悩み続けるのはもったいない!
他人は変えられない。変える必要もない!ということを意識して、一度生活してみてください。自分にふりむいてくれないあの子も、怒ってばかりの上司も、嫌味ばかりの友達も、今までとは違ってみえてくるかもしれません!
ご覧いただきありがとうございました!